低温脆性を起こす金属 | 体心立方格子 フェライト鋼など |
低温脆性を起こさない金属 | 面心立方格子 ニッケル・Al・オーステナイト系ステンレス |
チタン | チタンの不働態は塩化物イオンに耐える。海水に使用可。 |
炭素鋼 | 水素脆化あり。 常温の濃硫酸で不働態形成。 低温-20℃まで。 |
キルド鋼 | 炭素鋼に Al, Siを添加して脱酸素。低温 -50℃程度まで可。 |
クロムモリブデン鋼 | 水素浸食を起こさない。 高温用。 焼き戻し脆化(不純物が粒界に偏析) |
フェライト系ステンレス鋼 | 耐食性。低温脆性あり。 |
ニッケル鋼 | 低温可。 |
オーステナイト系ステンレス(18-8) | 高温・低温で使用可 非磁性体 熱伝導率 小 塩化物で応力腐食割れ 先鋭化 オーステナイト系ステンレスの溶接部で、炭化クロムの生成により不働態被膜が生成できなくなる現象 粒界での炭化クロムの生成を抑制するため、炭素の添加量を減らす |
ネルソン線図 | Cr-Mo鋼 の使用可能な水素分圧―温度線図 |
水素浸食 | 炭素鋼等で生ずる高温高圧H2雰囲気で生ずる脱炭。ステンレス・クロムモリブテン鋼は耐食。 |
浸炭 | 炭素鋼・ステンレスで生ずる CO、炭化水素による脆化 |
焼きなまし | 炉内で冷却、歪除去 |
焼きならし | 空冷、均一 微細化 |
MIG溶接 | 不活性ガス |
MAG溶接 | 不活性ガス+CO2, アルミニウムに使用不可 |